Claude Code v2.1.86 リリース
claude-code v2.1.86
概要
このバージョンではAPIリクエストにセッションIDヘッダーを追加し、プロキシがセッションを効率的に集約できるようになりました。VCS(バージョン管理システム)のメタデータディレクトリを新たに除外し、ファイル操作の性能を向上させています。複数の重要なバグ修正により、ファイル操作・OAuth認証・マルチセッション運用時の問題が解決され、メモリ効率も大幅に改善されています。さらにユーザーインターフェースの細かい改善により、日常的な作業がより快適になります。
何が変わったか
- ・APIリクエストにX-Claude-Code-Session-Idヘッダーを追加し、プロキシがボディを解析せずセッション単位でリクエストを集約できるように改善
- ・VCS(バージョン管理システム)のメタデータディレクトリ除外リストに.jj(Jujutsu)と.sl(Sapling)を追加し、Grepとファイルオートコンプリートが不要なディレクトリに降下しないよう改善
- ・v2.1.85より前のセッションで--resumeが「tool_use ids were found without tool_result blocks」エラーで失敗する問題を修正
- ・条件付きスキルやルールが設定されている場合に、プロジェクトルート外のファイル(例:~/.claude/CLAUDE.md)に対するWrite/Edit/Read機能が失敗する問題を修正
- ・スキル呼び出しごとにコンフィグをディスクに書き込む不要な処理を削除し、特にWindows上でのパフォーマンス低下とコンフィグ破損の可能性を軽減
- ・/feedbackを非常に長いセッションの大きなトランスクリプトファイルで使用した場合のメモリ不足クラッシュの可能性を修正
- ・--bareモードがインタラクティブセッションでMCPツールを削除し、ターンの途中でキューに入れられたメッセージを静かに破棄する問題を修正
- ・cショートカットが完全なOAuthログインURLではなく最初の約20文字のみをコピーする問題を修正
- ・狭いターミナルで複数行にまたがる場合に、マスク入力(例:OAuthコード貼り付け)がトークンの開始部分をリークする問題を修正
- ・v2.1.83以降、macOS/Linux上で公式マーケットプレイスプラグインスクリプトが「Permission denied」エラーで失敗する問題を修正
- ・複数のClaude Codeインスタンスを実行し、いずれかで/modelコマンドを使用した場合に、ステータスラインが別セッションのモデルを表示する問題を修正
- ・長い会話の下部でホイールスクロールまたはクリック選択後に、スクロールが新しいメッセージを追従しない問題を修正
- ・/plugin uninstallダイアログで「n」キーを押してもプラグインが正しくアンインストールされず、データディレクトリが保持されない問題を修正
- ・クリック後にEnterキーを押すと、応答が到着するまでトランスクリプトが空白のままになるリグレッション問題を修正
- ・キーワード削除後もultrathinkヒントが残存する問題を修正
- ・長時間セッション中、マークダウン/ハイライトレンダリングキャッシュが完全なコンテンツ文字列を保持することによるメモリ増加を修正
- ・@でファイルを言及する場合のトークンオーバーヘッドを削減し、生テキストコンテンツがJSON エスケープされなくなるよう改善
- ・Bedrock、Vertex、Foundryユーザーのプロンプトキャッシュヒット率を改善するため、ツール説明から動的コンテンツを削除
- ・メモリファイル名が「Saved N memories」通知内でホバー時にハイライトされ、クリックで開くように改善
- ・/skillsリスティングのスキル説明を250文字に制限し、コンテキスト使用量を削減
- ・/skillsメニューをアルファベット順にソートして、スキャン時の見つけやすさを向上
- ・オートモードが計画制限で無効化された場合、「temporarily unavailable」ではなく「unavailable for your plan」を表示するように変更
- ・[VSCode] 長時間実行中の操作で拡張機能が「Not responding」と誤表示される問題を修正
- ・[VSCode] OAuthトークンがリフレッシュされた後(ログインから8時間後)、MaxプランユーザーのデフォルトがSonnetに設定される問題を修正
- ・読み取りツールがコンパクト行番号形式を使用し、変更されていない再読み込みを重複排除してトークン使用量を削減
影響
スキル呼び出しごとのディスク書き込み削減により、特にWindows環境でのレスポンス速度が向上し、日常的なコード編集作業がよりスムーズになります。条件付きスキル設定時のファイル操作バグ修正により、複雑なプロジェクト設定を使用しているユーザーは確実にファイルを読み書きできるようになります。長時間セッション中のメモリ管理が改善されたため、1日中編集作業を続けるようなワークフローでもパフォーマンス低下を心配する必要がなくなります。VCSメタデータディレクトリの除外追加により、大規模プロジェクトでもグリープ検索やオートコンプリートの応答性が向上します。
対象ユーザー
Claude Codeユーザー・AIエンジニア・開発者・エンタープライズ環境でのClaude Code利用者・Bedrock/Vertex/Foundryユーザー
まとめ
セッション管理からメモリ最適化、UIの細かい改善まで、全方位的な品質向上を実現した堅牢性と快適性の大幅改善リリース
ソース
claude-code v2.1.86
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