Claude Code v2.1.83 リリース
claude-code v2.1.83
概要
v2.1.83では、managed-settings.d/ ドロップインディレクトリの追加やCwdChanged/FileChanged Hookイベントの導入など、チーム運用・環境管理の機能が大幅に強化されました。セキュリティ面ではCLAUDE_CODE_SUBPROCESS_ENV_SCRUB=1によるサブプロセスへの資格情報漏洩防止が追加されました。UIはトランスクリプト検索(/キー)や画像貼り付け時の[Image #N]チップ表示など使い勝手が向上しています。macOSの終了時ハング・起動時フリーズ・バックグラウンドエージェントの消滅など多数のバグが修正されました。Remote ControlやVoice、VSCode拡張のBugFixも含む大型リリースです。
何が変わったか
- ・managed-settings.d/ ドロップインディレクトリを追加——複数チームが独立したポリシーファイルをアルファベット順でマージして展開できる
- ・CwdChanged / FileChanged Hook イベントを追加——ディレクトリ移動やファイル変更に反応する環境管理(direnv連携など)が可能になった
- ・sandbox.failIfUnavailable 設定を追加——サンドボックスが起動できない場合にエラー終了する(サンドボックスなしで継続しない)
- ・disableDeepLinkRegistration 設定を追加——claude-cli:// プロトコルハンドラの登録を無効化できる
- ・CLAUDE_CODE_SUBPROCESS_ENV_SCRUB=1 環境変数を追加——BashツールやHooks、MCP stdioサーバーからAnthropicおよびクラウドプロバイダーの認証情報を除去する
- ・トランスクリプト検索を追加——Ctrl+OでトランスクリプトモードにしてからSを押すと検索、n/Nでマッチ間を移動
- ・Ctrl+X Ctrl+E で外部エディタを開くエイリアスを追加(readlineネイティブバインディング、Ctrl+Gも引き続き有効)
- ・貼り付け画像が [Image #N] チップとして挿入されるようになり、プロンプト内で位置参照が可能になった
- ・エージェントのフロントマターに initialPrompt を宣言できるようになり、最初のターンを自動送信できる
- ・chat:killAgents と chat:fastMode が ~/.claude/keybindings.json でリバインド可能になった
- ・macOS終了時にClaude Codeがハングする問題を修正
- ・アイドル後に画面が一瞬白くなるフリーズを修正
- ・コモンラインが少ない大きなファイルのdiffで発生するハングを修正(5秒タイムアウト後にフォールバック)
- ・voice有効時の起動1〜8秒UIフリーズを修正(ネイティブオーディオモジュールの遅延ロード化)
- ・claude.ai MCP設定フェッチで起動が約3秒ブロックされる問題を修正
- ・--mcp-config CLIフラグがallowedMcpServers/deniedMcpServersのポリシーを回避できた問題を修正
- ・コンテキスト圧縮後にバックグラウンドサブエージェントが消えて重複生成される問題を修正
- ・gitやAPIコール中断時にバックグラウンドエージェントタスクが running のまま残る問題を修正
- ・メッセージ処理中にスラッシュコマンドをテキストとして送信してしまう問題を修正
- ・cleanupPeriodDays設定が無視されてツール結果ファイルが削除されない問題を修正
- ・voice hold-to-talk解放後3秒間スペースキーが飲み込まれる問題を修正
- ・オーディオハードウェアのないLinux環境でALSAエラーがターミナルUIを破壊する問題を修正
- ・Remote Controlセッションがアクティブ中でもWebセッション一覧でIdleと表示される問題を修正
- ・リモートセッションでtool use IDが蓄積し続けるメモリリークを修正
- ・Bedrock SDK の cold-start レイテンシを改善(プロファイルフェッチを他のブート処理と並列化)
- ・--resume の大セッションでのメモリ使用量と起動遅延を改善
- ・プラグイン起動を改善——コマンド・スキル・エージェントをディスクキャッシュから再フェッチなしでロード
- ・WebFetch を Claude-User として識別するよう変更し、robots.txt でサイト運営者がアクセスを認識・許可できるようにした
- ・非ストリーミングフォールバックのトークン上限を21kから64k、タイムアウトを120秒から300秒に増加
- ・TaskOutput ツールを非推奨化——Read ツールでバックグラウンドタスクの出力ファイルを直接読むことを推奨
- ・[VSCode] バックエンドが60秒無応答の場合に赤いスピナーで「Not responding」を表示
影響
CwdChanged/FileChangedフックにより、プロジェクト切り替え時の環境変数自動切替(direnv連携)が実現し、複数プロジェクトを扱う開発者の切り替えコストが下がります。フォールバックトークン上限の64k拡張により、長い出力を要するタスクでの打ち切りが減ります。プラグインのディスクキャッシュロードで起動時間が短縮され、セッション開始のスムーズさが向上します。
対象ユーザー
Claude Codeユーザー・AIエンジニア・開発者・チーム管理者
まとめ
チーム運用・セキュリティ・UI快適性の三方向を一気に強化した大型リリース
ソース
claude-code v2.1.83
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