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MCP2026年4月1日

claude-agent-sdk-typescript v0.2.89 リリース

claude-agent-sdk-typescript v0.2.89

#Claude Agent SDK#TypeScript#v0.2.89#リリース#パフォーマンス改善#バグ修正#セッション管理#マルチエージェント

概要

このバージョンでは、CLIサブプロセスの事前ウォーミング機能により初回クエリの速度が約20倍高速化されるほか、セッション履歴の取得機能が拡張されました。サブエージェント会話履歴の取得、フックライフサイクルメッセージの対応、ストリーム書き込みエラーの修正など、複数の重要なバグ修正も含まれています。MCP サーバーの接続エラー時の再試行メカニズムも改善され、システムの安定性が向上しました。

何が変わったか

  • startup()メソッドを追加:CLIサブプロセスを事前ウォーミングして、最初のクエリを約20倍高速化可能に(事前にスタートアップコストを支払える場合)
  • getSessionMessages()にincludeSystemMessagesオプションを追加:セッション履歴にシステムメッセージを含めることをオプションで可能に
  • listSubagents()関数を追加:セッションからサブエージェント会話履歴を取得可能に
  • getSubagentMessages()関数を追加:セッションからサブエージェント会話履歴を取得可能に
  • includeHookEventsオプションを追加:全フックイベントタイプのフックライフサイクルメッセージ(hook_started、hook_progress、hook_response)を有効化可能に
  • ERR_STREAM_WRITE_AFTER_ENDエラーを修正:SDK MCP サーバーまたはフックでシングルターンクエリ実行時にコントロール応答がしばしば結果メッセージの後に到着していた問題を解決
  • Zod v4フィールド.describe()メタデータがcreateSdkMcpServerツールスキーマから削除されていた問題を修正
  • side_questionが最初のターン完了前にresumeで null を返していた問題を修正
  • settingSources空配列によって --setting-sources "" が次のCLIフラグを消費してしまう問題を修正
  • エラー結果メッセージ(error_during_execution、error_max_turns、error_max_budget_usd)がis_error: trueを正しく設定して説明メッセージを含めるよう修正
  • MCP サーバーが接続レース発生後に永続的に失敗状態に陥っていた問題を修正:次のメッセージで再試行するように改善

影響

開発者は初回クエリのレイテンシー問題を根本的に解決でき、ユーザー体験を重視するアプリケーション開発に注力できます。マルチエージェント構成を採用しているプロジェクトでは、サブエージェント会話の追跡が容易になり、複雑なワークフロー管理がシンプルになります。修正されたバグ(特にストリーム書き込みエラーとMCP接続エラー)により、本番運用時の予期しないクラッシュが大幅に減少し、より堅牢なシステム構築が可能になります。

対象ユーザー

Claude Agent SDK TypeScript ユーザー・AIエンジニア・マルチエージェントシステム開発者・エンタープライズアプリケーション開発者

まとめ

初回クエリパフォーマンスの大幅改善と拡張されたセッション管理機能に加えて、複数の重要なバグ修正により、パフォーマンスと安定性を兼ね備えた本番対応レベルのアップデート

ソース

claude-agent-sdk-typescript v0.2.89

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