claude-agent-sdk-typescript v0.2.88 リリース
claude-agent-sdk-typescript v0.2.88
概要
このバージョンでは、セッションメッセージ取得時のシステムメッセージ含有オプション追加、フックライフサイクルイベントの可視化機能、複数の重要なバグ修正が実装されました。エラーメッセージの正確性向上、MCPサーバーの接続失敗時の再試行メカニズム、構造化出力スキーマのキャッシュ問題の解決など、安定性と信頼性が大幅に改善されています。また、Zod v4のメタデータ対応により、ツールスキーマの完全性も確保されました。Claude Code v2.1.88とのパリティ達成により、より一貫性のある動作が保証されます。
何が変わったか
- ・getSessionMessages()メソッドに includeSystemMessages オプションを追加し、セッション履歴にシステムメッセージを含めるかどうかを任意で選択可能にした
- ・includeHookEvents オプションを追加し、全フックイベントタイプに対してフックライフサイクルメッセージ(hook_started、hook_progress、hook_response)を有効化できるようにした
- ・エラー結果メッセージ(error_during_execution、error_max_turns、error_max_budget_usd)が正しく is_error: true を設定し、説明的なメッセージを返すよう修正した
- ・最初のターン完了前に再開されたときに side_question が null を返していた問題を修正した
- ・MCPサーバーが接続レース後に永続的に失敗状態で動作不能になっていた問題を修正し、次のメッセージで再試行するようにした
- ・複数のスキーマを含むワークフローで約50%の失敗率を引き起こしていたStructuredOutput スキーマキャッシュバグを修正した
- ・MCPサーバーまたはフックを使用したシングルターンクエリで、制御応答がResultメッセージの後に到着したときに発生していた ERR_STREAM_WRITE_AFTER_END エラーを修正した
- ・createSdkMcpServer ツールスキーマで Zod v4 の .describe() メタデータがドロップされていた問題を修正した
- ・Claude Code v2.1.88とのパリティを達成するようアップデートした
影響
開発者は修正されたバグによりエラーハンドリングと状態管理がより予測可能になり、デバッグ時間が削減されます。複数スキーマを含むワークフローは約50%の失敗率から解放され、安定した運用が可能になります。MCPサーバーの接続問題による再起動の必要性がなくなり、長時間実行されるエージェントの信頼性が向上します。フックイベントの可視化により、エージェントの動作トレーシング能力が向上し、問題発生時の原因特定がより迅速になります。
対象ユーザー
Claude Codeユーザー・AIエンジニア・開発者・エージェント構築開発者
まとめ
複数の重大なバグを修正し、セッション管理・フック可視化機能を拡張した、プロダクション環境での信頼性を大幅に向上させるアップデート
ソース
claude-agent-sdk-typescript v0.2.88
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