claude-agent-sdk-python v0.1.52 リリース
claude-agent-sdk-python v0.1.52
概要
このバージョンではコンテキスト使用量の監視機能、パラメータ説明のアノテーション対応、セッションID指定オプションなど複数の新機能が追加されました。同時に、connect()メソッドでの文字列プロンプト喪失バグとキャンセルリクエスト処理の問題が修正されています。さらに、バンドルされたClaude CLIがバージョン2.1.87に更新され、CI環境も最適化されました。これらの変更により、エージェント開発時の可視性と安定性が大幅に向上しています。
何が変わったか
- ・コンテキスト使用量照会機能: ClaudeSDKClientに get_context_usage()メソッドを追加し、コンテキストウィンドウの使用状況をカテゴリ別に照会可能に
- ・パラメータ説明のアノテーション対応: @toolデコレータとcreate_sdk_mcp_serverがtyping.Annotatedをサポートし、JSONスキーマにおけるパラメータ単位の説明記述に対応
- ・ToolPermissionContextフィールド公開: ToolPermissionContextにtool_use_idとagent_idを公開し、並列実行される複数の権限リクエストを区別可能に
- ・セッションIDオプション追加: ClaudeAgentOptionsにsession_idオプションを追加し、カスタムセッションIDの指定に対応
- ・connect()の文字列プロンプト喪失バグ修正: connect(prompt="...")で文字列プロンプトが無視される問題を修正し、receive_messages()が無限待機する不具合を解決
- ・キャンセルリクエスト処理の実装: control_cancel_requestハンドリングを実装し、CLIが要求を放棄した際の処理中フックコールバックが適切にキャンセルされるように改善
- ・バンドルCLIの更新: バンドルされているClaude CLIをバージョン2.1.87に更新
- ・CI環境の最適化: 例示テストのCIタイムアウト増加とエラーハンドリング例のスリープ時間短縮を実施
影響
エージェント開発時のデバッグやトラブルシューティングがより効率的になり、特にconnect()メソッド使用時の予期しない無限待機が解決されることで、開発の生産性が向上します。キャンセルリクエスト処理の改善により、CLI統合時のリソースリークやメモリ問題が軽減され、長時間稼働するエージェントの安定性が高まります。コンテキスト使用量の可視化により、API使用コストの予測と最適化が容易になり、本番環境での予算管理が改善されます。
対象ユーザー
Claude AgentSDK ユーザー・AIエンジニア・エージェント開発者・Python開発者
まとめ
エージェント開発時の可視性・安定性・管理性を総合的に向上させたメンテナンスリリース
ソース
claude-agent-sdk-python v0.1.52
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